群馬県の丸沼高原オートキャンプでファミリーキャンプしてきました。高原なので7月下旬なのに夜は寒いくらいでした。その時のキャンプレポを書いていこうと思います!
丸沼高原オートキャンプ場とは
群馬県にあり、冬はスキー場として営業しています。雪がない時期はオートキャンプ場として運営しています。キャンプ場概要
キャンプ場の概要は以下となります。キャンプ場名 | 丸沼高原オートキャンプ場 |
住所 | 群馬県利根郡片品村東小川4658-58丸沼高原スキー場 |
標高 | 約1,500m |
TEL | 0278-58-4300 |
WebサイトURL | https://www.marunuma.jp/green/attraction/camp/ |
営業期間(予約制) | 5月下旬~10月上旬 |
予約方法 | インターネット受付 & 電話受付 |
チェックイン(フリーサイト) | 13:00 |
チェックアウト(フリーサイト) | 翌日12:00 |
ご利用料金(フリーサイト1泊1台) | 3,000円〜5,500円 |
ご利用料金(電源付サイト1泊1台) | 4,000円〜7,500円 |
入場料(1泊1名様) ※温泉入浴料込み |
大人:1,000円 小学生:500円 |
デイキャンプ(1名様 9:00〜17:00) | 1,000円 |
アーリーチェックイン(10:00~) ※フリーサイトのみ |
追加料金:2,000円 |
レイトチェックアウト(~17:00) ※フリーサイトのみ |
追加料金:2,000円 |
キャンプ場内マップ
キャンプ場の敷地は、スキー場のゲレンデを利用したキャンプ場でもあることから、キャンプ場の敷地が広大です。また、フリーサイトは区画なしとなりますので、キャンプ場に到着した順によい場所は埋まっていくので注意しましょう。
出典:https://www.marunuma.jp/green/attraction/camp/
アクセス
関越自動車道の丸沼インターで降りて、国道120号を約1時間くらい走るとつきます。スキー場なのでオートキャンプ場への道のりは山道かと思っちゃいますが、山道特有の急カーブは数えるほどしかなく、山道の運転に慣れていない人でも運転は難しくないかと思います。
予約方法について
丸沼高原オートキャンプインターネット予約マニュアルはこちらです↓近くのお店について
キャンプ場近くで飲み物、食料を調達しようと思っている人は注意が必要です。丸沼インターおりて少し走ると立ち寄れる道の駅が1つと、20〜30分走ったところにある道の駅が1つぐらいです。道の駅は大きめで、季節ごとの旬な野菜や地場のものが買えるのはいいですね。道の駅に立ち寄ったときは、とうもろこしを全面に売り出していました。キャンプ場での献立にあわなさそうだったので買わなかったですが、いま思うとキャンプ場の夜は冷えたので玉こんにゃくとか買って、お酒のおつまみにできたらよかったなと思いました。子どもたちのデザートとしてブルーベリーを買ったのですが、甘酸っぱさが美味しかったのかあっという間になくなりました笑
キャンプ場には自動販売機も設置されているため飲み物は調達可能ですが、食料は最低限持参した方がよいでしょう。スーパーがあったかはおぼえていないくらいお店がなかったです。
気温と天気
冬はスキー場として運営しているため標高が高いです。天気にもよりますが、標高1,500メートルで地上と比較して10℃近く気温が下がることもあると考えておいてよいと思います。今回は7月下旬にキャンプしましたが、夜は13℃くらいになっていました。
(標高が低い場所でもたまたま温度が低く、夜25℃をきるような日でしたけども!)
真夏のキャンプといえど、ウィンドブレーカーなどの防寒着はもちろん必要で、夜に気温が下がっても対応できるような装備を準備しておきましょう。
天気は山の中腹もあってか、変わりやすいと感じました。日が照っているときは日差しもあつく感じるくらいですが、曇って風が吹くと、涼しいか寒さを感じるくらいの体感気温になります。夕方から夜にかけてはガスったりしたので、突然の雨にも備えておくことをオススメします。
また、高原なので紫外線もそれなりに強いです。紫外線対策も忘れないようにしましょう。 夜は晴れていれば星がキレイみたいです。残念ながら、この日は曇ってました。それでも雲の切れ目から顔をだした月がキレイで癒やされました。
夜はキャンプ場のキャンパーが寝静まると、驚くくらい静かです。まさに静寂で、こんな環境で星が見えたら最高だなと思いました。
フリーサイトと電源サイト
テントを設営できる場所は、キャンプ場受付であるシャーレ丸沼からリフト1回ぶん登った辺りとなります。アスファルトで舗装されている車道を車で走るとはいえ、スキー場である斜面を車で登るのは不思議な感覚でした。キャンプ場として利用可能な場所は冬にスキー場として運営している際に、スキー客が利用するレストラン「とんふぁん」周辺となります。
「とんふぁん」からみて上のほうが、電源サイトのある区間サイトとなり、「とんふぁん」からみて下の方が電源のないフリーサイトです。フリーサイトはキャンプ場に到着した順に、場所が埋まっていくため、フリーサイトを予約している方は気をつけましょう。
炊事場である水場も「とんふぁん」近くにあります。「とんふぁん」から離れてしまうと、水を運んだりするのが大変になる他、「とんふぁん」にキャンプ場利用客も利用できるトイレがあるため、テントサイトからの移動が大変になります。
「とんふぁん」に近すぎると人通りが多いため、プライベート感がなくなってしまいますが利便性が高いです。一方で、「とんふぁん」から離れたところにテントを設営すると、人通りは少ないですが、炊事場やトイレへの移動が大変になることをおぼえておきましょう。
炊事場ではビールやハイボールなどのお酒が購入できる自動販売機、ごみ捨て場も用意されています。さらに嬉しいのは、水道も水だけではなく、お湯がでる蛇口も用意されています。高原のため夜中は冷えることもあり、蛇口からお湯がでるというのはありがたい設備です。
キャンプ中は、ペットも同伴可能なためか、犬を散歩しているキャンパーさんも多くみかけました。
テント設営時の注意
冬にはスキー場として運営していることもあり、基本的には斜面が中心です。そのため、斜面にテントやタープを設営する方も多くなってしまいます。テント内で寝るときに斜面すぎると寝れない人は、テント設営前に横になって確かめてみるとよいでしょう。
タープの下に置くベンチ、イスやテーブルにも注意が必要です。子どもがいる場合はベンチやイスに座ったときに後ろにひっくり返らないか、確認しながら設営をすすめていきましょう。
また、テントやタープを設営前に行うのは、主にシカと思われる野生動物の糞の除去です笑。野生動物の糞には虫も集まるため、虫が苦手な子どもがいるとキャンプも大変です。野生動物の糞を除去しやすい小さめのスコップを持参すると良いでしょう。
当然ながら、就寝時となる夜中は野生動物に備えて、飲食物を片付けるようにしましょう。
キャンプ場でのレジャーやアクティビティ
冬はスキー場として運営しているキャンプ場ですが、夏はスキー場の斜面やスキー場の木々を利用したレジャーやアクティビティがあります。スキー場の斜面を利用したレジャーとして代表的なのがサマースキー、サマースノボーです。雪がなくても滑るように対応している斜面とスキー板、スノーボードで夏でもゲレンデを滑ることができます。
スキー場内で舗装されたアスファルトの上を滑るのがサマーリュージュです。
こちらは小学生ぐらいの子供からひとりで乗ることができます。身長制限があり(確か100cm?)、身長が満たさない子どもは保護者などの大人と相乗りすることでサマーリュージュで滑れます。
ハンドルを手前にひっぱることでブレーキがきき、ハンドルを前に押し出すことでブレーキが解除されるという簡単な仕組みです。ブレーキを解除し続けて加速すると時速が40km近くになるとのことで、大人でも運転していると恐さを感じるのではないかと思います。
コーナリングを減速しないとアスファルトで舗装されていない芝生エリアにコースアウトしてしまうなど、自然を活かしたリアルなマリカーを楽しむことができます。ちなみに斜面を滑りきってゴールしたら、二人用のリフトに乗ってキャンプ場がある山の中腹まで戻ります。
木々を利用したアクティビティにツリーアドベンチャーがあります。
命綱をつけて、低いところは地上3メートルくらい、高いところは7メートルくらいの自然を利用したアスレチックを体験できます。小学生ぐらいから利用できる子ども向けコースと、小学生高学年くらいから大人までが利用できる大人コースがあり、利用時間内は何度もコースをまわれます。
ツリーアドベンチャーの入り口付近には有料のトランポリンや無料のハンモックなどがあるので、ツリーアドベンチャーを利用できない小さな子どもや付き沿いの大人も、暇な時間を多少なり消化することができます。
キャンプ場からゴンドラで山の頂上へ登ることもでき、頂上にはカフェや足湯があります。ゴンドラにのっている時間は10分以上だと思いますが、つかのまの天空散歩を味わうことができます。頂上は少し肌寒いこともあるため防寒対策はしっかりとしていきましょう。
頂上ではカフェで美味しい軽食やコーヒーが提供されていて、肌寒ければ足湯であったまるなど、1時間以上は時間をかけて楽しむことができるのでオススメです。
以上、丸沼高原オートキャンプ場のファミリーキャンプレポでした!
少しでもご参考になれば幸いです!