ナイキエアモックとは
エアモックとは1994年にオリジナルが発売されたナイキ製のスニーカーです。ナイキといえば、エアマックスやエアフォースのように、ナイキのロゴが大きく目立つ、バスケットボールのバッシュのようなゴツめなスニーカーが多いイメージです。しかし、エアモックは「登山に疲れた足の疲労を和らげる時に利用するスニーカー」というコンセプトデザインのためか、無駄のなく、履きやすい、シンプルなデザインを採用しています。
そんな1994年に発売されたエアモックですが、近年のアウトドア、キャンプの流行も影響したのか、2017年に復刻版として発売されました。
エアモックの特徴
エアモックには以下のような特徴があります。シンプルなデザイン
まず、ナイキのロゴが目立ちません。エアモックを知らない人は、エアモックをよく見てもナイキのスニーカーと気づかない人も多いのではないでしょうか。靴紐がなく、履きやすい
スニーカーなのに靴紐やマジックテープなどが存在しません。かかとの上部にある紐をひっぱってフィット感を調整します。エアモックは履きやすいデザインのためか、履き口がやや大きめに作られているようなので、ジャストフィットを希望する方は、ワンサイズ小さめのサイズを選ぶことがオススメのようです。キャンプなどのアウトドアスニーカーにエアモックがオススメな理由
キャンプやアウトドアでのエアモックのメリット、デメリットを紹介します。メリット
履きやすい
キャンプではテント内にシートをひくのであれば、テント内は土足禁止になります。テントに入るとき、テントから出るときなど、出入りする度に、靴紐を結ぶ、ほどく必要があるスニーカーやブーツは煩わしくなりますし、手間でもあります。エアモックは履き口が広く、かかとの紐を片手できつくしたり、ゆるめたりすることができるため、非常に脱ぎやすく、履きやすいスニーカーとなります。
疲れない
冒頭でご紹介したように、「登山に疲れた足の疲労を和らげる時に利用するスニーカー」というコンセプトのため、他のスニーカー、ブーツと比較すると圧倒的に疲れにくいように思います。キャンプでは、立ち仕事も多いですし、設営のため動き回ることもあります。そんな時、疲れにくいスニーカーというのは、非常にメリットがあると言えるでしょう。
コーディネートしやすい
シンプルなデザイン、カラーバリエーションのため、ファッションとしてあわせやすいように思います。キャンプ時に着用するアウトドアファッションは、通常の私服と比べて色使いが多かったり、原色に近い色を採用していたりします。そんな時、足元も派手だと全体のコーディネートを考えたときに散らかった感じになってしまいます。エアモックのようなシンプルなデザインであれば、うまくまとめやすいかなと思います。
デメリット
そんなエアモックですがデメリットもあります。雨や雪にはめっぽう弱い
防水性や耐水性はありません。スエード素材のエアモックウルトラは、雨や雪などの水分に濡れると汚れやシミに直結します。キャンプ時に履くときは、キャンプ中の天気に注意しましょう。暑い
保温性が高いため秋冬のキャンプにはオススメですが、春から夏にかけてのキャンプでは確実に足が蒸れることが予測されます。前述のように水分に弱いため、天気の変わりやすい春夏ではなく、秋冬のよく晴れた涼しい、もしくは寒い日に履くのがよいと思います。スポーツ、レジャーやアクティビティには、むいてない
ナイキエアモックですが、履きやすい反面、脱げやすいスニーカーでもあります。キャンプやアウトドアでは、フリスビーやバドミントンなどで遊ぶことが多いかもしれませんが、瞬発力が必要な遊びだと、遊んでいる時に脱げてしまう恐れがあります。
その他、高いところに登る、ジャンプして飛びうつるなどのフィードアスレチックも、足の裏にちからが必要なため、フィット感の弱エアモックは避けた方がいいかなと思います。
エアモックの種類
そんなエアモックですが、現在までに色々な種類、様々なシリーズ展開があるみたいです。現時点で比較的、手に入りやすいエアモックを紹介します。エアモックウルトラ
画像出典:nike.com
エアモックボンバー
エアモックボンバーはレザー素材のスニーカーです。レザー素材を採用する珍しいスニーカーだと思います。レザー素材のため、他のエアモックと比較すると耐久性が高いようです。また、スニーカー内の生地にボアを使っています。そのため、秋冬などの寒い時期にはくのが最適なスニーカーとなります。
この2つ以外にも、いろんな種類のエアモックシリーズが展開されているので、自身のキャンプ、アウトドアシーンにあったエアモックを探してると面白いと思います!